社会福祉法人浦安荘も御陰様で、今年で創立38年を迎えます。

昭和51年4月、精神障害者の社会復帰を目的とした「救護施設浦安荘」を立ち上げ、現在まで多くの退所者を地域に送り出してきました。一法人一施設だった本法人も、利用者様のニーズに応えるべく社会資源を創出し、今や11の事業を経営するに至っています。

精神障害者への偏見が強かった開設当時の運営方針は、以下のとおりでした。「精神病院から直接社会に巣立って行くのではなく、浦安荘において生活訓練、作業訓練等により、常時観察しながら、これらの社会生活適応訓練を行い、企業の協力を得て、社会に送り出す、いわゆる中間施設であるため、障害者を一方的に保護のみをするのではなく健常者と同じ様に働く場所を、より多く開拓することにより多数の障害者に作業訓練を行い、これにより一人でも多く社会に巣立ってもらい、保護を受けていた者から納税者になることをモットーにしている」。当時は、とにもかくにも、地域で働くことが第一目標であり、「保護を受けていた者から納税者になる」ことをモットーとしていたのです。

しかし現代においては、価値観が多様化し、働いて報酬を得ることだけが人生の目的や生きがいではなくなってきました。そこで、数年の検討期間を経て、平成24年11月に、新たな基本理念である「温もりある地域社会の創造~安心・笑顔・希望のある人生の応援~」を確立することとなりました。

障害をお持ちの方々が住み易い地域は我々にとっても住み易い地域です。基本理念が「絵に描いた餅」にならないように、職員一同全力で利用者様の支援に携わりたいと考えています。